2012年09月14日

88歳の女性から体験談

戦争中のお話。 

 若い人の中には以前日本とアメリカが戦争していたことすら知らない人もいるくらい
時が経っていますが、

今回は貴重な体験談が聞けました。



昭和20年3月 海南の軍需工場で働く美智子さん。

その日は朝から空襲警報が出て工場へ行くのに周りの人は止めた方が良いと言われたそうですが、

こんな日こそ お国の為にと工場へ出勤したそうです。


朝の8時工場に着くやいなや、また空襲警報。

艦載機 グラマン? 空から急降下して、10ミリ機関砲で工場めがけて連射してきました。

彼女や同僚たちは一目散に逃げましたが、 鉄板でたたかれたような衝撃を彼女は左足に感じたそうです。

見ると牛乳瓶のふたぐらいの大きな穴が左足にあいています。

機関砲の弾が足を貫通したのでした。

88歳の女性から体験談
このような弾(同種類)が 足を


実際に持ってみると 大きくて重くてこんなものが飛んでくると想像しただけでもゾッとします。

弾の後ろ側には火薬の燃えた跡が。 そして弾の側面には命中率を高めるため、回転して飛ばす斜め彫りが付いてます。

薬きょうも赤いのがたくさん落ちていたそうです。



戦時中なのでクスリや消毒も無く、ろくに手当てもしてもらえず、足が酷く膿んで熱が出て50日入院。


88歳の女性から体験談
彼女の同級生たちは大方 特攻や戦地で命を落とされたと話してくれました。


 彼女は女ばかりの4姉妹の長女で 男を産めなかった母や父は 

彼女の負傷で少しはお国に申し訳が立った と言ったそうです。

今では考えられない時代ですね。



 PS 彼女が負傷した時、担架で運ばれたそうですが、

 その運んだ人が 最近になってたまたまブドウ狩りに来ていて、その話を 皆にしていたそうです。

彼女もその時偶然いたそうですが、 担架を運んだ方とは「私がその患者でした」と言う間もなく立ち去ったそうです。

85歳くらいの男性で 助けてくれた方 探しています。



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Posted by 芸能 at 01:35│Comments(0)
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